本番日記 2017年12月17日 田原さん(ヴィオラ)
平成29年12月17日(日)
12月17日、可児市文化創造センター会館15周年記念第九演奏会本番。
プログラムは、マイスタージンガー、MC&可児市讃歌、第九。
今回の演奏会は、開館15周年記念に合わせて、オーケストラと第九合唱団による「可児市讃歌」の初披露だったこともあり、富田可児市長様、籠橋教育長様もご来場くださりました。そして会場は満席。
可児市讃歌におきましては、可児市長さま,可児市教育長さまよりお褒めのお言葉をいただきましたと同時に、今回の演奏CDは様々な場所で使用されそうです。まずは可児市役所にてお昼休みに館内放送され、又、可児市内の小中学校の合唱祭、夏祭り、音楽療法などのお話がでました。このように広報の第一歩として歩みだすことができたのは、これもひとえに、演奏発表するまでに関わってくださった皆様、演奏してくださったに皆様のおかげと本当に感謝しています。作曲者の父に代わって深く深く心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
また、第九の生演奏の迫力とすばらしさは、そこにいた人の心に響いた演奏会であったことと思います。
オーケストラ、合唱団、ソリスト、全てにおいて、私は、終始感動で鳥肌でした。
一週間後にまた美濃市で第九演奏に行きます。どうか、皆様体調崩されませんよう、今日の可児市の第九演奏会同様に、大成功となることを願っています。
可児市讃歌の内容がメインになって申し訳ありません。
Vla 田原朋世
本番日記 2017年12月23日 武井さん(ヴィオラ)
ビオラ武井です。
今日は、お疲れ様でした。そして、本当にありがとうございました。
美濃第九は、大成功だったと、美濃市長さんはじめ、後藤文化会館館長さん、主催者代表古田さんから、感謝のお言葉をいただきました。
会館としては、こういった企画はしたものの、オーケストラ演奏会運営は、まったく素人なので、数々のご不自由、無愛想をお許しくださいとのことでした。
可児第九から美濃第九と、連続技に参加してくださり、ご理解と、ご協力に心から感謝しております。
ご家庭やお仕事があるなか、すごーいことだと思います。
依頼演奏会もでき、団長としても、幸せだなあと、ホッと肩の荷がおりました。
雨 も私たちの演奏が終わるまで待っててくれたのか、帰り際にポツポツしはじめましたが、大降りでなく、雪もなくよかったです。
まずは、お礼までで、すみません。皆様、よいお年を❤
来年も、素敵な年になりますように。
練習日記 2017年12月16日 宮崎さん(トランペット)
12月16日 本番前日ゲネプロでした。
合唱団の皆さんと客演を含めた全出演者、指揮者がはじめて揃っての練習。
いつもにない音の厚みがでてきます。
そして、やはり素晴らしいalaの音響。合わせのタイミングやバランスを考えながら演奏することもさることながら、こう吹いたらこう響くというアコースティックの学習をしながらの練習です。
いつもと違い、背後には反響板ではなく、音を吸う多数の合唱団と我々より音量のはるかにでかいソリストが鎮座。音が埋もれてしまうことを恐れて頑張ると口が保ちません。
非常に危険な状態・・・。
それを察知して、ステージマネージャーのFさんが、金管後列の床に、ひな壇(ベタ置き、高さ10 cm)を増設してくださいました。
これだけで効果絶大。音が飛ぶ飛ぶ。思わず調子に乗って吹いてしまいました。
練習日記 2017年12月9日 二村さん(フルート)
12月3日
今日の練習は前半弦分奏、管分。後半はtuttiでマイスタージンガー。
管分奏では花のワルツ、きよしこの夜、第九1,2,4楽章を練習しました。
前回の練習を録音してくださったものを聴いて、出来る限り修正して練習に挑みました。しかし、まったくダメでした。自分の力不足を痛感しっぱなしです。第九という壁はとても高いです。少しでも近づけたらと思うのですが…。
ベートーベンさんも簡単には手をさしのべてはくれないです。
あと2週間、凹んでばかりいても時間がもったいないので、良い演奏会になるよう練習に励みたいです。
フルート二村
練習日記 2017年11月19日 若宮さん(クラリネット)
11月19日の練習は古谷先生来団、川合公民館でした。
1階で合奏できるのは、やはり打楽器運搬が楽でいいですね。
さて、古谷先生の指揮ですが、毎回私達を大いに笑わせて下さりながら、少しずつ可児オケを進化させていただいてます。
今回のツボ!は、「車でスピード出しすぎると光って、後で出頭しないといけないあの光みたいに、バッと(音を)出して欲しいけど、見たことない人にはわからないよね。」と。
私とファゴットかつおちゃんは爆笑してました。
私は、前の車がすごいスピードで走っていくので、この先オービスあるのに…と運転していたら、その車が通過すると同時に赤い光が一瞬出たのを見て、すごく光るんだな、とびっくりしたことがあり、知ってました。
少しずつ仕上がりつつある(本番までに間に合うのか?)第九は、私も含めて、どうしても自分のテンポ感で演奏してしまう融通がきかない頑固者?が多いのはイカンですね。
なんとかせねば。
速いテンポだと私の技量では泣かされる花のワルツは、ゆったりとしたテンポです。
以前、今は亡き若手の指揮者が「くるみ割りは速いテンポでやることが多いかもしれませんが、踊りだから意外とゆっくりなんですよ。」とおっしゃったことが、思い出されます。
そんなこんなで、笑ったり、焦ったり、しんみりしながら、吹いてました。
あと一月きりました。頑張りましょう。
クラ若宮
練習日記 2017年10月1日 田中さん(ホルン)
古谷先生来団2回目となりました
公民館に着いたら入り口で皆さんがたむろっているのをみてビックリしてたら会場がダブルブッキングしているとのこと…
とまあひと騒動ありましたが無事練習が開始
始まってしまえばそんなことあったんかというような一気に練習モードに入る皆様に圧倒されました
練習は…必死すぎて何をやったのか覚えていません。予定表を見る限り一通りやったようです。マイスタージンガーと第九はアーラ10周年に引き続きの曲目なので前回から少しでも成長した演奏ができるよう頑張りたいです
ホルン 田中
練習日記 2017年10月15日 飯田さん(1st ヴァイオリン)
今日の練習会場は初めて使わせて頂く川合公民館でした。若干場所が判りにくかったものの全員無事に集合できました。第一印象は、天井が高く照明も明るいので広々とした感じで、響きも良さそうです。
スタッフから楽器搬入の出入口、上履き着用の原則、終了後の清掃方法など説明がありました。
指揮者古谷先生は可児市は、いっぱい公民館があるのですね~!って驚いてみえました。
さていよいよ練習開始です。本番まで2ヶ月、新しいエキストラの参加もあり充実した練習が出来そうです。
まずは、美濃市第九で演奏する「花のワルツ」です。出だしはハープが無いことから、少し戸惑う場面もありましたが、さすがに経験のある曲なので、その後はスムーズに流れて行きます。テンポのアップダウンや音の出し方等を古谷先生が歌われて指導されるのでイメージがよく伝わってきます。
次はメインの第九を弦中心に3楽章1楽章4楽章を抜粋で気になるところを重点的に。最後にマイスタージンガーでした。
第九マーチの部分は、パーカッションの聴かせどころで、前回の練習で指摘のあった項目は、しっかりクリア出来ていたようで先生から良くなったねとお褒めの言葉がありました。
3楽章は1stVnの聴かせどころが満載ですが筆者も悪戦苦闘しています。但し先生から良い演奏であれば第3楽章は聴衆の皆さんは眠る箇所ですが、第4楽章のここの処からは全員が起きて聴いている箇所だからと練習に入られたので、目が点に!
でも先生から練習の最後に一言「まだ本番まで2ヶ月あるのにこの完成度合いなら本番がとても楽しみです」とおっしゃられたので、更に気合いを入れて頑張りたいと思います!
また、初参加のエキストラの方から「とても楽しい練習でした」と一言もあり良かったです。
1stVn 飯田
練習日記 2017年9月23日 田原さん(ヴィオラ)
古谷先生初日来団でのtuttiでした。土曜日ということもあり、31人出席、12人欠席、参加者もいつもより少なく、各パート穴を感じました。男性の見学者、TpとHrの両方できる方とのことでした。入団してくれるといいなあ。
練習は、①可児市讃歌②マイスタージンガー③第九の順。
① 可児市讃歌→オーケストレーションに編曲された小塚先生は古谷先生の後輩でいらっしゃいます。
2番のアレンジを原曲に沿ってわざと変えてあると説明されました。練習は全体通して少しゆっくり気味だったような。前奏と間奏と後奏の付点は歯切れよく、あとは、歌が入ると楽しみだ~とおっしゃいました。演奏してくださる皆さんには、父に代わって心より敬意と感謝のきもちでいっぱいです。ありがとうございます。そして、どうぞよろしくお願いします。
② マイスタージンガー→過去に古谷先生で演奏したときに指示された部分は、同じところでもまだ指示が入りました。前回使用した譜面を使用しているので、ああここ、そうだった、、と細部を再確認できました。
③ 第九→Tbのある楽章からということで4楽章から。4楽章全部、3楽章・2楽章・1楽章は抜粋して部分練習。ここも。。あそこも。。ピアノでなら弾けるのに~と相変わらず弾けないところだらけ;;でもでも少しでも、前回より弾けるように頑張って練習したいと思います。
私と可児オケの「第九」・・平成14年7月アーラ開館記念に「第九」の棒を息子が振るからと、お誘いしてくれたのが田久保祐一先生の御父上で、父の友人でした。そこで、父の代わりに私が聴きに行ったのがそもそもの始まりでした。可児オケの演奏に感動で体は寒気ぼろ、目には感激の涙が自然に出たのを覚えています。こんな素晴らしい楽団が可児にあるとは驚きです。しばらくして、ばったり武井団長さんにお会いして私が大学時代にビオラで弦楽合奏した経験者だったことでオケにお誘いを受けて、見学に行きました。そこでまた練習の生音を聞いただけで癒された自分がいました。私はとっても下手だし、やりたいけどできるかなと、当時半ば育児ノイローゼだった私は、不安8割希望2割で入団を悩んでいたところ、佐々木先生より「楽しんでますか?」と。そのお言葉で背中を押され入団決意しました。おかげで、この場所に身を置くことが出来るだけで、音に癒され、育児ノイローゼはすっかり良くなりました。技術的に上手いに越したことはありません。ですが毎回楽しむことを優先に、癒されながら、技術的なことは少しずつ上達できればいいなあと。そして、入団して初舞台がこれまた平成15年アーラ開館1周年の「第九」。当時は、弾けるところしかひかない空中奏法でボーイングだけ合わせてた記憶があります。時は流れ、5周年第九、10周年第九、そして今回父の曲とともに演奏できる「第九」。私にとって、「第九」とは、不思議なご縁で繋がっているように思っています。
Vla 田原朋世
練習日記 2017年9月3日 滝澤さん(1st ヴァイオリン)
真樹緒先生ご指導による、全曲tutti での通し練習でした。田原さんの御父上が作曲されたという、可児市讃歌も初練習。歌詞を聴くのが楽しみです。
さて、そもそも私がバイオリンを再開したのは、現在の可児オケの前身が、“市民会館が5年後にできることになりました。こけら落としに第九を演奏しませんか?”という呼びかけによって産声を上げた時からです。
20数年間のブランクも、力量のない腕も顧みず、夢を持ちました。そしてもう少しでその日が来るという時、夫の転勤に伴ってこの地を離れることになり、一時お預けになりました。
数年後、可児市に戻ってきた時、新生可児交響楽団は、立派になって「また入れて!」というには、遠い存在になっていたのです。でもバイオリンを弾きたい思いは消えることなく、とうとう勇気を出して再入団。
念願の第九を5周年で、弾くことができて10年越しの夢がかなった喜びは、まさに歓喜。
さらに10周年でも。
そしてこのたびまた・・・・でもきっと私にとっては最後の第九になるかもと心のどこかで思いつつ・・・練習に励んでおります。以前弾けなかったところはやっぱり同じように弾けない悔しさをかかえて。
でも頑張ります。皆さん、よろしくです。
追記
朝日新聞の“てんでんこ”というコラムに、最近 「音楽の力 第九」という記事がありました。
神はなぜ音楽を人に贈ったのか。指揮者の佐渡裕は、二つの震災をきっかけに、それを実感したという文章から始まるその記事。
自分には命を助けることも、食べ物を届けることもできない。「音楽ってなんて無力なんだ」と号泣した直後、ドイツのマネージャーから、日本支援のコンサートを開くので「第九」を指揮してほしいという電話。この状況で『フロイデ』なんてとことわろうとしたが、「連帯の意味を持つ歌だ」と説得された。佐渡は複雑に揺れ動く心の中でタクトを振った。
「すべての人が兄弟となる。抱き合おう」と、盛大に演奏が終わった。2千人の観客は沈黙したまま。そして立ち上がって黙祷を始めた。「ダンケ」と佐渡が言うと堰を切ったように拍手と声援が起きた。
「いい演奏をして喜ばれることが音楽のだいご味だと思っていたが、その本質は、別の所、時に生まれ、違う考え方をしている人に、一緒に生きていることを感じさせることにあるのだ。」・・・・・・・・・・・抜粋
私たちはプロの演奏家ではありません。でもステージに立ち、お客様の前で演奏する以上、我々も心が振るえ、何かがお客様に届けられるような演奏ができたら最高ですねえ。
1st 滝澤
練習日記 2017年8月20日 安江さん(クラリネット)
クラリネットの安江です。転勤があり、約1年おやすみしておりましたが、無事?!岐阜に戻って来ることができまして、次は第9をやるらしい、と聞きつけ、ぜひまた仲間にいれていただきたい、と戻って来ました。どうぞよろしくお願いいたします。
練習はマイスタージンガーからスタート。前回管分奏ではやりましたが、やはり弦が入ると迫力がありますね。
その後第9の4楽章。冒頭部分をゆっくりであわせました。ピッチに気を付けて、とのご指導です。ということは、早くなっても気を付けなさい、ということですね。その後、いつものテンポに戻って続きを通しました。そして、休憩を挟みつつ、2楽章。2楽章は、クラリネットはB管で演奏するのですが、楽譜はinCで書いてあり、読み替えが必要です。私はこの読み替えが苦手で、とくにこの曲は早くて、転調もあり、拍子もかわり、頭のなかが大混乱。まばたきも忘れて、いつもコンタクトレンズがカラカラになります(笑)。そして、最後に3楽章で練習終了です。第9、ハードです。お疲れ様でした。
練習日記 2017年8月6日 Wさん(チェロ)
若いころは、ひとりで多少弾けなくても合奏では上手い他者に乗って実力以上に弾けたものでしたが、昨今は他者に合わせるだけの余程十分な余裕が無いと、メトロノームでひとりで弾けていたレベルでも、柔軟性が失われつつあるのでしょうか揺らぎに合わせられず弾けないことをまた実感した日でした。
人数の少ない弦錬でしたが、今日その場のメンババランス、弦楽合奏状況での音楽の感性を養う練習であると理解しています。指揮者の要求や管やトラも加わった最終バランスでは各個が実際に出す強弱等は変化させなければならないと思いますが、だからこそ異なる状況でも柔軟に音楽的な状況適応できるようになるために、今この場で “どうあるのが説得力ある音か”、の引き出しの質・量を増やすのを鍛える意義があると思います。その意味で多くのご教示がいただけたと思います。
アマチュアは本番を目すことは日々モチベーションの一助とはなりますが、たった1日の本番のためのみではなく、練習日に集いそのメンバでその場での音楽を楽しむこと、 アマチュアはこの圧倒的の多い練習日が活動の本命と考えています。今からあの第九の高みに再挑戦し続けることは、越えられなかった山々が判っているだけに相当きつい登り坂のイメージですが、今後も先生方にはより多くの音楽的感性の教示賜りながら練習日をエンジョイしたく思っています。
cello オケ老人 W
練習日記 2017年7月23日 髙橋さん(2nd ヴァイオリン)
いよいよ第九の練習が始まりました。一番ワクワクする曲であり、一番ドキドキする曲です。
実は第九これで5回目^_^数いる団員の中でもフル出場の人はそんなにいないと思うのですが、髙橋フル出場です。
アーラこけら落としの第九、一周年、五周年、十周年と可児第九の歴史は可児オケの歴史と言っても過言ではありません。語れば長いことながらいろんなドラマもありました(≧∀≦)
最初の第九はもちろんのことその後の第九も無我夢中慣れることなんてありません。ベートーヴェン様はそんなにたやすく我らを近づけてはくれません。その度にアスリートのごとく音符に向かい必死で走らなくてはなりません。私はあまりのハードさに途中で何度も泣くことになります。
でも本番後の高揚感を忘れることができません。神様がちょっぴりは微笑んでくださったような魅惑。そして何より素晴らしい達成感を感じさせてくれる素晴らしい曲です。
今回も若輩者の髙橋は意気揚々と楽譜を広げたまではよかったのですが、あ~このキザミ、あ~この出だし、あ~この絡み、あ~この速さ早速思い知らされてます(〃ω〃)早くも半泣きです。
でもベートーヴェン様の思いに少しでも近づけるようひたすら精進し、本番であの素晴らしい世界観を共有したいものです。
もちろんその後のビールも。カンパーイ(^o^)
2nd 髙橋でした
練習日記 2017年7月9日 柴田さん(オーボエ)
「オーケストラの翼」(6月18日)演奏会後の初練習。
・18:00~19:30 可児オケ恒例の総会
*オーケストラの翼 会計報告と反省
*今後の予定について
・第9演奏会(12/17)・依頼演奏会(12/24)・11回定期演奏会(2018・6/10)
*岐阜県アマオケフェス演奏会について
・19:40~21:30 第9練習
北条先生指導による譜読み練習で、1楽章と4楽章の練習。
主にリズムを中心に、よく聞きあうことを心掛けながら、通し練習をした。
偉大な作曲家の宇宙的傑作の一端に、またしばらくの間浸れることにうれしさを覚えながら、反面、前回演奏した時よりも、1パーセントでもベートーベンの音楽に近づくことができるか、身の引きしまる思いである。
Ob柴田
本番日記 2017年6月18日 大熊さん(ヴァイオリン)
本番日記
6月18日は第11回定期演奏会でした。
皆さんお疲れ様でした。
前日の6月17日の本番前のリハーサルから書きたいと思います。
今回で私は、可児交響楽団に入団して2回目のアーラでの演奏になります。
やはり前回も思いましたが、普段の練習場とは違い、いつもと音の聴こえ方が異なり最初は戸惑いました。普段の練習場とは響き方が全然違うことで、普段先生達から教えていただいている弾き方がホールで弾く時に如何に必要になってくるのかを実感しました。
今回、コンサートマスター(以下、コンマス)として、演奏させていただくことなり、初の前日リハを迎え、自分でも気づかないうちに緊張していたらしく、同じパートの方に「肩の力抜いて楽しく弾こう!」と言われ、助かりました…。ありがとうございます!!その後は、普段通り楽しみながら演奏できたと思います。
そんなこんなで迎えた本番。今回、自分の中で一番楽しみだった曲は2曲目の“チゴイネルワイゼン”でした。演奏中、表現の中でテンポが揺れる箇所、また途中でソリストと目が合う箇所など、当たり前のことですが、一緒にアンサンブルしていると感じ、とても楽しく貴重な経験をさせていただきました。本番では練習とはソリストの雰囲気が違い、小学5年生とは思えない迫力でした!素晴らしかったです!垣内絵実梨さんありがとうございました!
今回の、演奏会はとても楽しく弾くことができました!ですがその反面で、まだまだコンマスとして足りない点があることが浮き彫りになり、今後も精進していければと思います。皆さん、まだまだ頼りないコンマスですが、今後ともよろしくお願いいたします。
また、今季は666名のお客様にご来場いただけたとのことでした!
今後も、もっと沢山の方に聞いてもらえる様、頑張っていきたいと思います!
1 st Vn 大熊 雄貴
本番日記 2017年6月18日 永井さん(トランペット)
前日リハーサル
程良い緊張感が入り混じる中でリハーサルがスタートしました。
モーツァルトは降り番の為、ウォーミングアップしながら待ちました。
その後ツィゴイネルワイゼンとなりましたが、ソリストの立ち位置や向きなど入念に
チェックされました。少しの違いで驚く程差が出るのが、聴いててわかりました。
はるる先生がこだわっていらっしゃったのが納得できた時間でした。
この後、威風堂々、リストと続きましたが、思いがけず時間が経過しておりタイムアップとなり終了でした。
あっと言う間のリハーサルでした。
本番当日
昨日とは打って変わって、皆さん何か落ち着きが無い感じ(笑)。勿論、自分を含めてですが、本番当日の為せる技ですね。
ゲネプロでは吹き過ぎない程度にしましたが、リストのバランスが流石に気になり、終了後に北条先生にご相談させて頂きました。
"曲が曲だから鳴ってた方が良いんじゃないかなぁ〜"とのお言葉。お陰様で吹っ切れて本番に臨む事が出来ました。
本番
ツィゴイネルワイゼンでのソリストの度胸の座った演奏が素晴らしかったです。とても小学五年生とは思えない演奏にオケも緊張感を切らすことなく合わせる事が出来たのではないかと思いました。
後半の威風堂々、リスト、アンコールとあっと言う間の演奏会でした。
個人的には手応えを感じた本番でしたが、後日録音を聴いてみて、自分の音がイメージと違うのに愕然とし、うなだれた次第でした(笑)まだまだ先は長いですね〜(^_^;)
私事ですが少しの間 休団させて頂く事にしました。仕事に専念する事が表向きの理由ですが、休団中に演奏技術も少しレベルアップ出来ればとも思っています。宮崎さんには大変ご迷惑おかけする事になり本当に申し訳ありませんm(__)m
また可児オケに復帰できる日まで。
TP永井
練習日記 2017年6月11日 小嶋さん(ホルン)
6月11日、本番前最後の指揮者来団でした。
ハープの方も出席して下さり、とても美しい音色を聞かせて頂きました。
今回の曲目は私にとって、おそらくホルンにとっても大変な曲目だと思いますが、練習はとても楽しくさせて頂いています!
リストのレ·プレリュードはホルンがメロディーで目立つポイントがあります。
ホルンがみんなでメロディーを吹くことはたまにしかないので、きれいに聞かせたいところです。
チゴイネルワイゼンは、ゆれるテンポで着いていくのが大変です。
指揮を凝視していないと入り損ねてしまいそうで、緊張します!
何度かうまくいかないところを合わせて頂きました。
ソリストの垣内さんは技術も表現力も本当にすごいなぁといつも感動しています。
モーツァルトの25番はホルンにとって、音域が高いところまで出てきます。
私は3rdですが、1stはもっと高いので、そんな音が連続で出てくるんだということに最初は衝撃を受けました。
私は高い音が苦手ですが、この曲を練習するようになってから、前よりは高い音が出やすくなりました。
それでもまだまだですが…。
やっぱり高い音が苦手だからといって、低い音域のパートをやっていては成長できませんよね。
この曲を選曲して下さった方々、私を3rdにして下さったパートリーダーさん、ありがとうございます。
精一杯頑張ります。
練習日記 2017年6月4日 武井さん(ヴィオラ)
濱津先生のtuttiでした。
花のワルツは、初めて指揮された曲だそうです。指揮の中に、色々な思い入れがあふれていました。
また、指揮者watchingすると、チゴイネルワイゼンのソリストは、岐阜から、どの道使って可児に来るんだろうね~、と、世間話も出るようになり、先生もリラックスした一面がありました。
そして、圧巻だね❗と、威風堂々の打楽器も、ほめてもらえました。
リストの練習では、いっぺんに10人のひとがしゃべっても聴き取れない、物語がいっぱいあったら筋かわからない、今、どこがメロディーかよく聴いて、役割を考えて演奏するように、とたびたびいわれました。
チェロが聴こえるはずなのに、おっかしいなあ、と言われ、よく聴いて演奏したら、なるほどよいメロディーがうかひ上がってきました。
あと、10日ですが、オーケストラの翼、頑張っていきましょう。
練習日記 2017年6月4日 大矢さん(チェロ)
チェロの大矢耕司です。
いよいよ本番の6月18日まであと2週間となり、練習も熱を帯びてきました。技術的なことは苦手ですので、前回2月に報告した「エルガーの威風堂々第1番」の思い出の続きを書きます。
(前回2月の抜粋)
【ところで、このエルガーの威風堂々には特別の思い入れがあります。
もう20年も前になりますが、ロンドンに駐在員として住んでいた時、毎夏プロムナードコンサート(プロムス)が2か月にわたり古典から現代までクラシック音楽の演奏を中心に開かれていました。中でも最終日 Last night of the Proms は特別のプログラムでした。(今でもそうです)
この日のプログラムの最後の曲の2つ前に演奏される曲が、英国の第二の国歌といわれている「威風堂々」です。国歌というのは、毎年NHKBSでその模様が放映されているのでご存知の方もあると思いますが、凄い歌詞がついています。
今年の夏は是非とも現地で生演奏を聴きたいと思っています。】
予定通り、9月上旬のロンドン行の航空券を2枚購入しました。
プロムスの最終日は、普通9月の中旬ですので、2週間程の英国滞在中ロイヤルアルバートホールに行けると思っていました。ところが最終日が9月9日と意外と早く、
しかも前日の8日はウイーンフィルの出演で人気公演となっており、チケットの確保が難しくなってしまいました。(残念)
最終手段は、最終日の生中継がバッキンガム宮殿近くのハイドパーク公園で開催され、10万人以上が参加するイベントとなっているので、そこに参加しようと思っています。
5年ぶり訪れる英国ですが、テロに注意して行ってきます。
以上練習日記でした。
練習日記 2017年5月21日 山崎さん(フルート)
初めての練習日記を投稿いたします。
本日は,濵津先生を迎えての4回目の練習でした。
練習した曲は練習順に,①花のワルツ(チャイコフスキー),②交響曲第25番(モーツァルト),③威風堂々(エルガー),④レ・プレリュード(リスト)でした。
①花のワルツは,今日が初めての合奏練習ですね。
まずは後半をユックリしたテンポで始め,本来のテンポまでもっていき,そのあとAから全体を通しました。
特に注意されたのは,最後の小節から二つ前。ここの重付点四分音符を伸ばしたくなるのですが,先生は「インテンポで」との指示でした。重要です。
楽譜に小節番号が記載されていないので,リハーサル記号に小節番号を付記するようにとの指示がありました。A=54,B=70,C=118,D=134,E=182,F=212,G=228,H=250,I=266,K=350,L=369 です。
Gの15~16小節のヘミオラは,ゴツゴツした感じでなく,サラッと演奏して欲しいとの指示もありました。
②交響曲第25番は,降り番のためコメントありません。
③威風堂々 と ④レ・プレリュード については,合宿までの練習に比べて,テンポが違うというか,テンポの変化を強調したいという意図が強く示されました。
※私自身は,オーケストラは可児オケが初めてなので,他と比較する術がありません。単なる印象です。
威風堂々では,最後の Più mosso でもっと速度を上げたいとおっしゃっていました。
レ・プレリュードでは,楽譜には指示のないところで,テンポの指示がありました。例えば,140小節では楽譜の指示は accelerando なのだけど,先生の指示は「2拍目から新テンポに切り替えよ」とのこと。
また,Lの19小節目では,楽譜には何も指示はないけれど,「ここでテンポアップして仕掛けていきたいのだ」とおっしゃっていました。
リストの楽譜には,いろんなことが詰め込まれているけれで,それらを全部真面目に演奏したら音楽にならない。その中から重要な部分と手を抜いて良い部分とを上手く取捨選択して音楽を作るのだとのことでした。
私は,前回の練習を仕事の都合で欠席したので,合宿からの初めての練習参加となりました。
今日の練習を聴いて「合宿とはかなり様変わりしている」と感じ,その変化についていけない自分がいて情けかなったですが,本番までにはこれについて行けるよう頑張ります。
PS.
本日,1stヴァイオリンに新メンバーが参加しました(お名前を失念していましました。失礼!)。はるる先生に並んで指導されている様子が,いい感じでした。
Fl. 山崎
練習日記 2017年5月14日 長谷川さん(1st ヴァイオリン)
今回は、指揮者 濱津清仁先生の第3回目のご指導でした。
ソリストの垣内絵実梨さんを迎えての練習から始まりました。
ソロとオケの細かい部分を合わせる練習を、ピンポイントで、繰り返しやっていただきました。それにしても、本当に上手で、感激しました。
今回の練習の録音を聴いても、音色も表現も小学生なんて思えません❗
モーツアルトは、4楽章からはじめました。
全体に、堂々としすぎて「モーツアルトらしく」なくなる部分などを指摘されました。一生懸命力んで弾きすぎてしまうからだめなんですね。フォルテでも軽くて柔らかいフォルテをめざしたいです。
リストの、テンポの揺れにまだついていけてなく、Cのあたりの1stの難関な部分などで落ちてしまい、猛反省です。
それにしても、今回のパーカッション、華やかでしたね。人も音も充実してましたね。
来週またすぐに練習が入ってます。同じところで同じことを指摘されないよう、頑張ります。
violin 長谷川敦子
練習日記 2017年4月29日~30日 春の合宿 飯田さん(2nd ヴァイオリン)
4月29日30日は恒例の合宿強化練習が、ありました!
場所は犬山館、可児オケはもう何回目かの利用ですので、参加者も勝手知ったると言った感じでスムーズに練習開始が出来ます!
土曜日は13時集合。13時30分音だしで始まります。最初の曲は、サラサーテのチゴイネルワイゼン!
オーケストラ伴奏でバイオリン独奏の名曲中の名曲ですが今回共演するバイオリン独奏者は、なんとなんと小学5年生!
はるる先生から簡単な紹介があったあと、いきなりオケあわせが始まりました。とても小学生とは思えない弾きっぷりに暫し唖然としましたが、オーケストラの方はピチカート(弦を指で弾く)とアルコ(弓で擦って弾く)が交互に出てくる伴奏なので、楽譜面はさほど難しくなさそうですが、とても目まぐるしい曲です!有名な曲なので誰しも知っている曲ですが速いソロのパッセージの中でピンポイントに音を出すのは、しっかりスコアを見ておかないとダメですよ~‼と指導がありました!次回の合わせには、ソロとオケ伴奏がピタッとくるよう頑張りましょう!
誰かが先生に質問していましたが、この年でこれだけ弾けるのは、才能ですか?努力ですか?と聞いていましたが、即「両方です!」と回答がありました 。何でも昨日は11時~朝方4時迄練習されていたそうです。
才能溢れる少女ですが、努力も凄いですね‼
予定通り、チゴイネルワイゼンの合わせの後は、レプレリュードのTuttiを夕食迄行ない、夕食を挟んで、レプレリュードと威風堂々の練習を夜9時迄みっちり行った後は、合宿恒例の懇親会です!みんなの持ち寄りで行うことから、出てくる出てくる次から次へとワインや日本酒、焼酎がテーブルの上に所狭しとと並びました!お手製のオードブルも並んだところでカンパーイ
(*^-^)/U\(*^-^*)/U\(^-^*)
話しは音楽のことに限らず、酒の話、仕事の話、家庭の話など、よもやま話が弾み、いつの間にか就寝予定の24時を随分通り越してしまいました。いつの間にかあれだけあったお酒も完売となり、お開きにして明日の練習に備えます。
翌日は、朝9時~弦楽器と管楽器に別れての分奏です。弦楽器の部屋は、やや手狭なので、チェロパートは、トップ以外は後方に横一線に並んでの配置です!
弾きにくかったかも知れませんがこれはこれで端から見ていると、面白いです。
例によってはるる先生の熱血指導で、昨日のチゴイネルワイゼンの気になった点を集中的に行うのですが、イメージ通りにならないと、暫く困ったような顔をされ、じゃあこうしてみましょう、ああしてみましょうと、試行錯誤を繰り返し。そうそう、それよ!と上手く決まったらとても嬉しそうなお顔が、とても愛らしいです。(失礼(^^)d)。
昼食は定番のカレーライスかと思いきや、ハッシュドビーフ(ハヤシライス)でした。美味しくいただいたあと、午後は練習前に記念撮影を今年は室内でパチリ!
みんな元気に午後の練習を最後まで完走し、トータル2日間で12時間の充実した合宿練習が出来ました!
いよいよ本番まであと1ヶ月半、良い演奏会を目指して頑張りましょう!お疲れ様でした。
2ndVn 飯田でした!
練習日記 2017年4月23日 宮崎さん(トランペット)
4月23日の練習は、濱津清仁先生の指揮者入り二回目でした。
小生、前回の練習に出席できず濱津先生とは初あわせ。
どんな棒を振って下さるのか期待でわくわくしながら合奏に臨みました。
まず威風堂々第一番。最初は棒を持たずに、手が多くを語る指揮で始まりました。初っぱなから打楽器で事故発生、修復にやや手間取りましたが、的確で「優しい」指導の下、なんとか先に。
コルネットパートとしては、練習記号Eでどういう要求をされるか、が第一のお楽しみポイントです。その直前、お休みだった1st Tpパートのフレーズ代吹きをいれて、ひるんでいたところにキター! もっと出せサイン。まだ口が温まっておらず、ぶほぶほ言わせながらの縦アクセント。その後の練習記号Oの同じフレーズで、同じひるみ方をしてしまい、同じ要求をさせてしまったことに大いに反省。トリオは今回はねちっこくやることなく、全体にさらりと威風堂々は終了。やっと口が温まったかな。
そして、レ・プレリュード。横ラッパにもちかえてキアイ充分。隣で2ndの代吹きをしてくれたEさんも久しぶりのオケ練でキアイ充分。この曲は魔物です。楽譜の中に悪魔が住んでいます。そこでそんなに吹いたら後で死ぬとわかっていても吹いてしまう。リストが、「人生は死に向かう前奏曲である」というラマルティーヌの詩を具現化してしまった楽曲で、エキセントリックなフレーズがちりばめられ、うーん!と力が入ってしまいます。15分程度の曲ですが、休憩を挟んでガッツリ90分レッスンしていただきました。いやあ、良い!その魔物のような楽譜をちゃんと表現できるように誘ってくれる素晴らしい棒です。理路整然と、でも熱く、そしてめっちゃロマンティックな表現。ティーレマンを彷彿とさせるような音楽的要求。小生は前日、息子のヘッドバットを喰らってアンブシュア(ラッパのマウスピースがあたるところ)の裏を大いに切っていたのですが、それを忘れて吹いてしまいました。終わったら、口の中が鉄くさい。曲の最後の三和音コード(小生は三度)が控えめだったのは理知的に吹いたと言うよりは、あれ以上でなかったというのはナイショです。
その後、チゴイネルワイゼン。はるる先生の代弾きが素敵でした。いきなり言われてチゴイネルワイゼンがさらっと弾けるってかっこよすぎです。ブラボー!
モーツァルトは時間が圧して、密度の高い練習に。
いやはや、猛烈に楽しい3時間でした。
次回の練習も楽しみにしています。
Tp 宮崎龍彦
練習日記 2017年3月26日 田口さん(2nd ヴァイオリン)
3月26日(日)
今回は,指揮者『濵津清仁先生』の来団初日でした。アーラでの練習です。
コンバスと,チェロにエキストラの方が来てくださいました。
バイオリンにも,入団希望?の方が見えていました。
リストの「レ・プレリュード」は,私にはとても難しくテンポと拍子の変化に戸惑います。指揮者の先生,初日からとても丁寧なご指導でした。がんばります。😢
そして,「威風堂々」…この曲,アーラのロビーラウンジでも流れていた「オケ老人」という映画で,かなりのご老人たちが演奏されていました。私たち可児オケは,あそこまで老人ではないです?けど,音楽を仲間と楽しんでいるという点では共通していますね。
最後にモーツアルトの交響曲25番の1楽章を練習しました。出るところと隠れるところの強弱がはっきりしてきたことや,どのパートをしっかり聴くのかなど,ご指導されました。さっと反応できるところなど皆さん,さすがですね。
ちなみに,この日の練習が始まる午後6時少し前…
大相撲大阪春場所千秋楽で,新横綱 稀勢の里が,劇的優勝を決めました。やったー!感激冷めやらぬ興奮状態で練習に臨んだのでした。
2nd Vn. お相撲大好きTaguchi
練習日記2017年2月26日 丸山さん(パーカッション)
件名: 練習日記
今日は分奏のみの練習でした。
1曲めは、威風堂々。先生の細かな指示にすぐに反応できる皆さん、すごいですね〜。大好きな曲だし、良く知られている曲だけに、頑張りたいです。
2曲めは、レプレリュード。いつも指摘されるバスドラムの音も、少しはマシになったかな?パーカッションチームで揃えられるようにしたいです。
3曲めは、チゴイネルワイゼン。
弦楽器さんがないと、迷子になりそう!早く曲に慣れないといけません。
次の練習日までに、聴き込んでおきたいと思います。
花粉の季節がやってきます。そちらの対策もしなくては。
では、またよろしくお願いします。
per 丸山
練習日記 2017年2月12日 大矢さん(チェロ)
練習日記
久しぶりの登場チェロの大矢耕司です。
今回の練習は、何と初見によるエルガーの威風堂々第1番から始まりました。
連絡メールによる案内(しかも練習日の1週間前の連絡です)では、初見で練習すると書いてありましたが、とても私の腕前ではついていけないことは明白です。
まず皆さんもご存じかもしれませんが、インターネットの楽譜検索ページからチェロパートの楽譜をゲットし、早速練習を始めました。幸いなことに個人レッスン日にも間に合い難しい部分を重点的に教えてもらい、練習に参加することができました。
ところで、このエルガーの威風堂々には特別の思い入れがあります。
もう20年も前になりますが、ロンドンに駐在員として住んでいた時、毎夏プロムナードコンサート(プロムス)が2か月にわたり古典から現代までクラシック音楽の演奏を中心に開かれていました。中でも最終日 Last night of the Proms は特別のプログラムでした。(今でもそうです)
この日のプログラムの最後の曲の2つ前に演奏される曲が、英国の第二の国歌といわれている「威風堂々」です。国歌というのは、毎年NHKBSでその模様が放映されているのでご存知の方もあると思いますが、凄い歌詞がついています。
Land of Hope and Glory, Mother of the Free,
How shall we extol thee, Who are born of thee?
Wider still and wider Shall thy bounds be set;
God, who made thee mighty, Make thee mightier yet.
よく読むと大英帝国が植民地を拡大していた頃の気概をあらわしています。
1つ前は「God save the Qween」(国歌)
最後は「蛍の光」です。
今年の夏は是非とも現地で生演奏を聴きたいと思っています。
練習日記 2017年1月27日 伊佐地さん(フルート)
前回の練習が雪のため急遽中止になったことから今日が今年初の練習。すっかり遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
今日の練習はすべて北條先生の御指導によるトゥッティです。
まずはとても壮大なリストの“レ・プレリュード”。
リストというと自身が超絶技巧のピアニストで自作のピアノ曲もピアノの難曲ばかり、というイメージですが、これは素晴らしいオケ曲。耳にしたことはあっても演奏するのは初めての曲。年末年始、そして雪で練習中止と、時間が経つだけでまだまだ手探り状態の演奏ですが、早くちゃんと演奏できるようにしなければ。
次にサラサーテ。こちらは自身が名ヴァイオリニストによるヴァイオリンの有名曲。オケが練習してると、途中、はるる先生がソロをさらさらっと弾いてくださる。バックで演奏してるこっちは、オォーッ!と感激してしまいます。
思いのまま歌うソロに見事に息を合わせぴったり付けるオケ。そんな演奏にはまだまだですが、こちらも早く仕上げて本番は丁々発止の演奏を楽しみたいです。
で、練習最後はモーツァルトのシンフォニー。こちらはフルートは無くって練習はここまで‥。好きな曲なのに残念。でもフルートにヴァイオリンパートを吹かせる‥という案があるようで‥。実現したら吹きすぎで邪魔と言われないよう気をつけたいと思います。
そんなわけで、出来はまだまだな状態ですが次の演奏会も素晴らしい曲ばかり。早く仕上げていきたいものです。
フルート 伊佐地